ふれ愛葬

エンバーミングとは

そもそもエンバーミングって

1.ご遺体の腐敗防止
2.伝染病や感染症の防御
3.病気によるやつれや事故などによるご遺体のダメージの修復を行う科学的な技術です。

エンバーミングされたご遺体はまるで眠っているかのように安らかです。

エンバーミングでできること

①著名人のお別れ会・社葬・団体葬
最長50日までの保存ができますので、時間をかけてご葬儀の準備が可能になります。

②ご遺体を海外へ
アメリカ合衆国など移送先の国によってはエンバーミングを行う必要性があります。

③安心のお別れ
ご遺体の殺菌消毒により2次感染を予防できますので、お顔をさわったり、手をとったりしても安心です。

④美しいお姿でのお別れ
メイクにより生前の美しいお顔で、男性は髪型・髭を整えスーツで、女性はお気に入りのワンピースなど、故人様らしいお別れが可能です。

⑤不慮の事故による外傷修復
ご遺族のご要望にしたがい、可能な限りの修復をいたします。

エンバーミングの歴史

      

エンバーミングの語源は、em(濃い)+balm(香油)+ingと言われており、エジプトのミイラ作りに香油や樹脂を使ったことに起源している。
その技術がアメリカ南北戦争の際に、兵士の遺体を故郷に帰すために大きく発展し、現在ではアメリカ・カナダ等欧米諸国では一般的なご遺体の処理方法となっている。
また、政治的指導者や著名人がエンバーミングされ永久保存されており、代表的な人物は、前者ではレーニンやホー・チ・ミン、後者ではマリリン・モンローやマイケル・ジャクソンである。
日本では、伊藤博文がエンバーミングされたという記録があるが、火葬の習慣からか大きく広まらなかった。
近年では感染症のリスクが避けられることから、医療従事者や葬儀事業者などの間で導入が進み、また身近な人の死の悲しみを癒すグリーフケアの面からも注目されている。

エンバーミングの流れ

①旅立ちの前の最期の入浴とシャンプーをします

硬直をとり、やさしい表情をつくる為丁寧にマッサージを施します。

②体内へ衛生保全液を注入します

故人様に合わせて薬液を調剤し、防腐処置と同時に生前の肌の色に近づけます。

③生前愛用された衣裳をお着せします

ご希望に応じて、故人が生前よく愛用されていた衣装などをお着せします。

④ご依頼によりお化粧を施します

生前のお写真を参考に、元気だった頃のイメージに近づけるようメイクいたします。

⑤ご遺族の方とご納棺の儀を行います

ご希望により、口紅などメイクの仕上げをお願いします。ドライアイス等が必要ありませんので、自然な姿でご納棺いただけます。

エンバーミングを適切に処置するために、IFSAの基準に沿っています。

  1. 01本人または2親等以内のご遺族の署名による同意に基づいて行うこと。
    また2親等以内のご遺族による明示の反対が事前にある場合には実施できません。
  2. 02IFSAに認定され、登録されている高度な技術能力を持った技術者によってのみ行われること。
  3. 03処置に必要な血管の確保および体腔の防腐のために最小限の切開を行い、処置後に縫合・修復すること。
  4. 04処置後のご遺体を保存するのは50日を限度とし、火葬または埋葬すること。