ふれ愛葬

よくあるご質問

お客様よりよくお問い合わせいただくご質問をまとめています。ご不明な点・ご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりお尋ねください。

エンバーミングにはどれくらいの時間がかかりますか?

ご遺体の状態によっても異なりますが、概ね3時間~4時間です。但し、エンバーミングセンターへの往復の搬送が別途かかります。

湯灌とはどう違うのですか?

湯灌や病院での死後の処置(清拭)は表面のみの消毒で、ご遺体の中は防腐・ 殺菌されておりません。たとえば肺結核のご遺体の場合、体を動かすと口からガスが出て、その中に菌が含まれている可能性が高く非常に危険です。 これに対し、エンバーミングされたご遺体であれば血管系(動脈・静脈による血液の流れ)を利用し全身に防腐液を注入してあるので、ウイルス・ 細菌は殺されており、感染の心配はありません。エンバーミングを施してご遺体を安全な状態にしてから、湯灌を行うようおすすめしております。

エンバーミングは法的には問題ないのですか?

弊社ではエンバーミングを適切に処置するためにIFSA(日本遺体衛生保全協会)の基準に沿っております。判例においては、IFSAが規定している自主基準を遵守し、節度を持ち行われた場合、遺体に対する配慮と遺族の自由意志に基づいたものである限り違法とは言えないとしています。したがって刑法190条(死体損壊罪)、その他の法律には抵触しません。

エンバーミングの現状は、どうなっているのでしょうか?

日本の葬儀でエンバーミングが始められたのは、1988年が最初で、これまでに約10万人、2012年は、約12,300人(死亡者の1%強)の方がエンバーミングを施されて葬儀が行われています。
海外では、北米で9割、英国や北欧では7割、フランスでは3割、シンガポールでは7割のご遺体に対してエンバーミングが施されており、国際的にも認知された遺体処置技術です。
さらに国際間の遺体輸送においては、一般的にエンバーミング処置することが条件となっています。

ご遺体からの感染は本当にあるのでしょうか?

ご遺体の約65%は何らかの感染症を有しており、そのうち約15%は危険な感染症を保持しています。しかも病原菌が活発化するのは死亡直後からといわれています。すべてのご遺体が危険なわけではありませんが、感染力の強い肝炎ウイルス、敗血症(MRSA)結核症などの危険なご遺体もあります。エンバーミングすることにより殺菌されるので、ご遺体は衛生的に安全な存在になります。

1~2日で火葬するので必要ないのではないでしょうか?

東京などの大都市では夏季や冬季など死亡発生が多い時期には、会館や火葬場の都合などで1週間以上おくケースが珍しくありません。また、海外在住の家族の帰りを待ちたいとの願いもあります。多くの場合、急いで火葬するのはご遺体の腐敗を恐れてのことです。エンバーミングを施したご遺体ですとゆとりをもって葬儀ができます。また、遺族が、海外や遠方から弔問に駆けつけられて、ご遺骨ではなく、ご遺体と対面できることで悲しみも癒されます。これは、「悲嘆の科学」といわれ、医学的にも実証されています。

エンバーミング処置は、どこで行なっているのですか?

エンバーミングは、ご遺族からの文書による依頼に基づき、当社の全国7カ所の処置センターにご遺体を搬送して行ないます。当社では、IFSAの認定する高度の技術を保有した技術者(エンバーマー)が、ご遺体の尊厳に最大限考慮して、相当の節度をもって行なっております。また、ご遺体の尊厳を守るために、処置は完全非公開を条件として行なっています。

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